2013.07.16
午前中は、岡山地方裁判所への出張でした。往復の電車内で「弁護士に学ぶ 交渉のゴールデンルール」(奥山倫行著、民事法研究会発行)という本を読みました。
著者の奥山氏は、平成14年に弁護士登録をした札幌の弁護士さんのようです。はしがきには、「交渉には生まれもった才能は重要ではない。交渉には、誰でも簡単に習得して、すぐに応用できるノウハウがある」とありました。
本書では、アポの取り方や座席の座り方から、相手の真意を探る交渉の駆け引きまで、44項目にわたるノウハウが紹介されていました。中には、ここまで公開していいのか、と思うくらいの弁護士の企業秘密に属するものも見受けられました。
対象は一般向けで、定価は1,400円です。44項目のうち、1つでも2つでも「これは」というノウハウが見つかれば、かなりお買い得ではないでしょうか。
仕事で交渉に携わる方や弁護士のノウハウに興味のある方にお勧めできる1冊です。