2013.08.17
夏季休暇を利用して会社法を体系的に勉強してみました。
弁護士の場合、事件処理に必要な個々の論点については当然深く研究するのですが、全体を通した体系的な勉強となると、日々の業務に追われて、そこまでの時間は取れないのが実情です。そこで、まとまった時間が使える夏季休暇に会社法と取り組むことにしました。
教材として使用したのは弁護士向けの研修DVD(1巻2時間×12巻)で、講師は青山学院大学ロースクール教授の浜辺陽一郎弁護士です。一人の講師から、設立、機関設計、取締役、監査役、株主総会、株式、資金調達、会社の計算などについて立法趣旨にさかのぼった解説を聞いていると、会社法の全体を体系的に理解することができ、法律の勉強はやはり体系的にやらないとダメだなと改めて感じた次第です。
今日の段階でまだ10巻目の途中であり、このあと事業再編(M&A)などの興味深いテーマも残っているので、できるだけ集中してやり終えたいと思っているところです。