2013.09.19
昨日午後5時から、日弁連のライブ実務研修「税務訴訟の勘どころ」を受講しました。できれば締め切りの迫っている仕事の方を優先したかったのですが、税務訴訟の研修はめったにないので、香川県弁護士会館に足を運ぶことにしました。
研修では、まず、ホステス源泉徴収事件において平成22年に最高裁で勝訴判決を勝ち取った橋本浩史弁護士と、東京高裁で今年の2月に勝訴判決を勝ち取った宰田高志弁護士から、自らの体験を踏まえての判例紹介がありました。
その後、上記2人の講師と、税務の研修ではおなじみの山下清兵衛弁護士をパネリストとしてパネルディスカッションが行なわれました。コーディネーターは、大分県弁護士会の山本洋一郎弁護士でした。山本弁護士のお話は大変分かりやすく、税務訴訟を専門としない私にも、主張の組み立て方や立証上の留意点などがひととおり理解できました。
研修の内容もさることながら、難しい内容をいかに平易にわかりやすく話すかということの重要性を再認識した研修でした。
|