2013.11.08
神戸で開催された弁護士業務改革シンポジウムに参加してきました。今年の業革シンポは分科会が7つも用意されていました。第1分科会「地方自治の課題と弁護士の役割~実践例と今後の役割」、第2分科会「スポーツ基本法と弁護士の役割~体罰・セクハラ・スポーツ事故の防止 グッドガバナンスのために」、第3分科会「フェイスブックなどSNSと弁護士の関わりと情報漏えい対策」、第4分科会「弁護士紹介制度の現状と未来を考える」、第5分科会「弁護士保険制度の充実と安定した制度運営のために」、第6分科会「高齢社会における民事信託の積極的活用」、第7分科会「弁護士による中小企業の海外展開支援」の7つです。
現代の弁護士業務を考えるうえでどれも興味深く大変迷いましたが、私は弁護士紹介制度をテーマとした第4分科会に参加しました。弁護士の仕事が市民のニーズにこたえられているかという観点からすると、まだまだ弁護士は敷居が高いところがあり、市民からのアクセス障害があるのではないかと思っていたからです。シンポでは、インターネットを利用した弁護士紹介制度や法律事務の業としての周旋を禁じた弁護士法72条との関係などについての報告やパネルディスカッションが行われ、現状と課題についての認識を新たにすることができました。
私としては、このブログを通じて、弁護士業務などの情報発信を続けていきたいと思います。