2014.07.16
香川県弁護士会館で、日弁連のライブ実務研修として、弁護士会照会の講座を受講しました。
弁護士会照会は、弁護士法23条の2に基づき、弁護士が受任事件に関し弁護士会を通じて各種照会を行うことができる制度で、弁護士の職務上の証拠収集手段として非常に有益なもののひとつです。
今日の講座では、4人の講師が、遺産分割、消費者事件、交通事故、離婚事件の4つの事例を設定し、それぞれの事件処理に必要な照会について、効果的な申出書の書き方等を解説していくという方式で進められました。
講師が次々と変わっていくので、聞く側としても、一人の講師がしゃべり続けるよりも緊張感が持続し、話す側としても、負担が分散・軽減されて、なかなか良い方法だと感じました。
早速、この照会のノウハウを明日からの弁護士業務に活かしていきたいと思います。
2014.07.14
本年度第1回目の香川県入札監視委員会に出席しました。私は、平成25年4月からこの委員会の委員を務めています。
入札監視委員会は、入札手続の透明性の確保と公正な競争を促進するために設けられているものです。
今日の委員会では、まず、平成25年12月から平成26年3月までの間の県発注工事の入札状況等に関する報告が行われ、引き続き、委員会が抽出した個別工事について、入札参加資格の設定や指名の経緯等に関する審議を行いました。
後日入札監視委員会の審議の対象となるかもしれないということが手続の透明性を確保する制度的担保となっているものですが、それにとどまらず、できるだけ有益な提言などもしていければと思っているところです。
2014.07.03
今日の例会から高松ロータリークラブの新年度が始まりました。ロータリーの年度は、7月に始まって翌年6月に終わることとなっています。
今年度は香西会長、逸見幹事の執行部体制となりました。お二人とも社会的に立派な活動をされているうえ、ロータリー歴も長いベテランなので、安心してついていくことができます。私も所属するロータリー財団委員会の活動などを通じて、クラブに貢献していきたいと思っています。
ロータリーでは、「ロータリーの友」という月間誌が日本全国のロータリアンに配布されます。私は、高松ロータリークラブの雑誌委員長を拝命した平成20年7月から、この雑誌の柳壇コーナーへの投句を始めました。時々、入選句が掲載され、他のクラブの方からも「友で見たよ。」と言われることがあります。
「ロータリーの友」の2014年7月号には、私の「償えぬ格子の中の半世紀」(袴田事件再審開始決定を詠んだもの)という川柳が柳壇に、同じ高松ロータリークラブの平峯先生の「百歳(ももとせ)の関寺小町に会ひて後小野梅園にて薄紅(はねず)梅賞づ」という短歌が歌壇に、それぞれ入選作品として掲載されました。それにしても平峯先生の作品の教養にあふれていること。
川柳については、高松ロータリークラブの雑誌委員長になったおかげで新しい趣味ができたことを大変感謝しています。今後も引き続き投句を続けていきたいと思っています。