2015.02.01
東山魁夷の絵を観てきました。坂出市沙弥島の東山魁夷せとうち美術館ではなく、広尾の山種美術館に行ってきました。山種美術館は、旧山種証券の創始者である山崎種二氏のコレクションをもとにした日本画専門の美術館です。
今回の特別展は、東山魁夷の没後15年記念ということで「日本の四季」と銘打って開催されました。川端康成に勧められたとされる「京洛四季」の連作や皇居宮殿ゆかりの作品などが展示されていました。新聞報道によると、皇太子ご夫妻も鑑賞に来られたようです。
私としては、数ある作品の中でも「春静」と「秋彩」の2作品が特にすばらしいと感じました。「四季」の余韻に浸りながら、寒風の中恵比寿駅に向かう坂を下りました。