2015.10.23
高松シンボルタワータワー棟6階にある「かがわ国際会議場」において、四国4県収用委員会連絡協議会が開催されました。「四国4県」とありますが、四国4県に加え中国地方5県からも収用委員会委員及び事務局の50名以上の参加がありました。
連絡協議会では、収用に関する研究議題について討議することになっており、今回は、徳島県提出の農地法の解釈や時効取得が問題となった議題と愛媛県提出の営業上の関連の認定と損失補償が問題となった議題について、討議・意見交換が行われました。
9県もの収用委員会が集まると、争点に対する基本的スタンスや問題へのアプローチ方法のちょっとした違いから、結論を異にする論点も生じたりして、大変参考になるとともに、あらためて収用委員としての職務の重大性を再認識させられました。
会場の「かがわ国際会議場」も、天井のデザインや窓からの瀬戸内の眺望が素晴らしく、アートで売り出している香川県を象徴するような会場で、もう少しこの会場を有効活用すべきだと思いました。