2015.12.15
東京都美術館でモネ展を観てきました。とにかく混雑していると聞いていたので、予め館外でチケットを購入しておきました。案の定、チケット売り場も長蛇の列。空いているコインロッカーを探すのも一苦労でした。荷物をロッカーに入れて入口に向かうと「20分待ち」のプラカード。20分なら仕方がないかなと思いながら、用意していた文庫本を読みながら、少しずつ前に進みます。
おそらく20分以上かかって、ようやく展示室内に入れました。ロビーフロア、1階、2階の順に進むのですが、最初のフロアが1番混雑していたように思いました。時々停まりながらも少しずつは前に進むので、待ってさえいれば間近に作品を観ることはできるのですが、やはり少し離れたところからも観たいですし、そのために列を離れても人の頭ばかりしか見えない状態だったのは、ちょっと残念でした。
ただ、特別出展作品の「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」、かの有名な「睡蓮」などは比較的ゆっくり観ることができ、満足できました。
モノさえよければ、いくらでも人が来るという、東京と地方とのビジネスモデルの決定的な違いを痛感した展覧会でした。