2016.03.23
東京都美術館でボッティチェリ展を観てきました。前回のモネ展の時のような大混雑はなく、比較的ゆっくり観て回ることができました。
イタリア・ルネッサンス期にメディチ家から寵愛されたサンドロ・ボッティチェリですが、板絵の運搬が容易でないことなどの理由から、これまでこれほど多くの作品が来日することはなかったとのことです。今回は、日伊国交樹立150周年の記念企画ということで貴重な作品が上野に集まりました。
その中でも私の心にぶるっときたのは、作品の右端に自画像が描かれているといわれる「ラーマ家の東方三博士の礼拝」と壁画の作品を切り取った作品という「書斎の聖アウグスティヌス」でした。
お土産のポストカードには、あの有名な「美しきシモネッタの肖像」を選んだのですが、これは丸紅さんが所蔵している作品でした。さすが、世界の丸紅ですね。
このボッティチェリ展、4月3日までです。