2016.06.10
日本法律家協会をご存知でしょうか?。同協会は、裁判官、検察官、弁護士、学者で構成されているのですが、「法律家」であれば誰でも入会できるというものではなく、裁判所と検察庁のメンバーは、超偉い人のみです。四国支部でいうと、裁判所からは、高松高等裁判所長官、高松高等裁判所部総括判事、高松高等裁判所事務局長、高松地方裁判所所長、高松家庭裁判所所長、徳島地方・家庭裁判所所長、高知地方・家庭裁判所所長、松山地方裁判所所長、松山家庭裁判所所長が、検察庁からは、高松高等検察庁検事長、高松地方検察庁検事正が会員となっています。私も香川県弁護士会の会長になった時に日本法律家協会に入会しました。
裁判所、検察庁、弁護士会という3つの組織のバランスから、高裁長官と高検検事長と弁護士会会長が、四国支部の支部長、第一副支部長、第二副支部長を順番に務めているのですが、弁護士会側とすれば、役職の格からしても、司法修習の期からしても、年齢からしても、長官や検事長とは差がありすぎて、バランスの悪さを感じています。
しかし、まあ、このような組織があるからこそ、法曹の偉い先達から身近にお話をお聴きできる機会が持てると考え、できる限り参加していきたいと思っています。
2016.06.06
招き猫美術館というちょっと変わった美術館に行ってきました。岡山市にあります。
岡山市の美術館は、後楽園の付近のいわゆるカルチャーゾーンに、県立美術館、オリエント美術館、林原美術館、県立博物館、夢二郷土美術館が集中しているのですが、今回の招き猫美術館は郊外のしかも山の上にあり、車がないとアクセスが不便でした。先日、たまたま車で岡山に行く機会がありましたので、立ち寄ってみました。
中に入ると、おびただしい数の招き猫に圧倒されます。大きいものから小さいものまで、単体物からセットの作品、全国各地のとにかくたくさんの招き猫が展示されていました。
私は、美術館に行くと、いつもお気に入り作品のベスト3を選ぶのですが、今回は数が多すぎて選びきれませんでした。その代りに、ショップにあったポストカードから4枚を選んで、今回の「選考」としました。
たくさんの招き猫が呼び入れた運気に体中がつつまれたような鑑賞でした。