2016.07.18
昔のことになりますが、「赤かぶ検事奮戦記」というテレビドラマがありました。和久俊三弁護士の原作で、私が見ていたころは、赤かぶ検事をフランキー堺が、その奥さんを春川ますみが演じていました。裁判所になど全く縁がなかった私は、検事と弁護士との法廷での丁々発止のやり取りを毎回興味深く見ていた記憶があります。
その舞台となった裁判所が岐阜地方裁判所高山支部だったと思います。山間部の古い街並みの中にある伝統と威厳を保った建物のイメージが強かったのですが、実際に行ってみると、ちょっとガッカリ感を拭えません。おそらくドラマのイメージが強すぎるのですね。
白川郷などを旅行した時に立ち寄っただけですが、是非実際にご依頼を受けて代理人か弁護人の立場でこの裁判所の法廷に立ちたいと思うところです。
2016.07.11
家庭裁判所での事件を終えて事務所へ帰っていると、高松駅付近で「大平センセーイ」という大きな声に呼び止められました。誰だろうと思って振り返ると、どうも車の中から窓を開けて名前を呼ばれているようです。その車の後部座席から降りてきたのは? なんと昨日の参議院議員選挙で香川選挙区において圧勝で当選を決めた磯崎仁彦先生でした。おめでとうございますと、ガッチリ握手を交わしました。
磯崎先生は、丸亀高校の2年先輩で、私が東京で司法試験の受験勉強をしていた時に大変お世話になった人です。磯崎先生のおかげで司法試験に合格できたといっても過言ではなりません。その磯崎先生が、6年前に民間人から参議院議員に転身され、今回2期目の当選を決めたということは、私としても本当に嬉しく思っています。
報道によると、改憲を支持する勢力が参議院で3分の2を超えたとのことで、今後きな臭い憲法改正の動きが出てくるかもしれませんが、磯崎先生であればその内容に応じて良識ある毅然とした態度をとってくれるだろうと信じるところです。