2017.02.17
パナソニック汐留ビルの4階にある汐留ミュージアムで「マティスとルオー展」を観てきました。汐留ミュージアムは、ルオーの作品を多数所蔵していることで有名ですが、今回はマティスとの交流に焦点を当てた特別展でした。
汐留ミュージアムでは、チケット売り場の手前のスペースで、いつも特別展をテーマとした15分くらいのビデオを上映しているので、これを見てから入場すると、作品の感銘力が全く違ってきます。
さて、マティスとルオーですが、国立美術学校の同級生であり、師であるモローから、マティスは「絵画を単純化していく」、ルオーは「絵画に宗教的な痕跡が残る」と評されたそうです。2人の目指すところは違うとしても、お互いに影響し合って成長したことは間違いないように思います。今回の特別展では、2人の間でやり取りされた直筆の手紙が訳文とともに展示されており、作品とともに非常に興味深く鑑賞することができました。
現在は用件だけのメールをするばかりで、手紙など書かない時代となりましたが、手紙もいいなぁとあらためて思い直した特別展でした。
2017.02.02
岡山駅でマリンライナーから特急やくもに乗り換えて2時間半。高松からだと松江駅到着まで、乗り換え時間も含めて約4時間の長旅となります。この松江地方裁判所では口頭弁論を行ったことがあります。
写真は、私が裁判所に行っていたころのものですが、今では建替えにより新しい庁舎になっているようです。裁判所の公式ウェブサイトによると、新庁舎の外観は松江城などの周辺環境に調和するよう設計され、また内観も、裁判員裁判用の法廷の天井が宍道湖の波をイメージしたデザインになっている等の工夫がなされているとのことです。
この写真に写っている「裁判所」と彫られた巨石ですが、かなり年代物のように見受けられます。新庁舎では、どこに配置されたのでしょうか。確かめるために新庁舎でまた弁論をしたいと思うところです。