2017.03.21
残念ながら、横浜地方裁判所の法廷にはまだ立ったことがありません。
私は、司法修習生の時の実務修習地が高松だったこともあり、そのまま高松で弁護士をしているのですが、修習地の希望は8つまで出すことができ、実はその中の一つに横浜も書きました。もし、横浜で修習をしていれば、私の弁護士人生も大きく変わっていたかもしれません。
ところで、平成28年度の神奈川県弁護士会(横浜弁護士会から改名)の会長は、修習生時代に同じクラスだった三浦修弁護士が務めています。私も平成22年度に香川県弁護士会の会長をやりましたが、横浜弁護士会は規模が香川県弁護士会の約10倍もあり、おそらく熾烈な競争を勝ち抜いたのでしょう。
会長の任期もあと10日ほどとなりましたが、三浦会長、大変お疲れ様でした。30周年の行事でお会いできるのを楽しみにしています。
2017.03.13
徳島県を流れる吉野川は四国三郎といわれ、坂東太郎(利根川)、筑紫次郎(筑後川)を兄とする、日本三大暴れ川の一つとされています。この吉野川のほとりにあるのが吉野川簡易裁判所です。
この吉野川簡易裁判所へは民事調停を申し立てたことがあります。どうしてこのような遠方の裁判所に調停を申し立てるかというと、調停事件の裁判所の管轄が「相手方の住所地の裁判所」とされているからです。調停は、裁判所での話し合いにより紛争を解決する制度ですから、まずは相手方に裁判所まで出てきてもらわなければ話が始まりません。そこで、相手方の出頭の便宜を考慮して、相手方の住所地で調停を行うことになっているのです。
高松から吉野川簡易裁判所へ車で向かうと、吉野川を渡り、吉野川沿いの国道を走ることになりますから、これからの季節、気分爽快ですよ。
2017.03.03
PTAの監事として、高松高校の卒業式に出席しました。高高の卒業式では、毎年、卒業生代表の答辞が一つのエンターテインメントとして名物のような存在になっています。
それは今年も健在で、3年間の学生生活と世相を振り返るところから始まり、モノマネあり、合唱あり、代読ありで、聴衆を笑わせて、泣かせて、感動させる素晴らしい内容の答辞でした。それにしても、忙しい受験勉強の合間に、よくこれだけの準備をする時間があるものだと感心させられます。
国や社会をつくるのは、結局は「人」であり、地元にこのような若人がいる限り、香川県、ひいては日本も安泰だと心強く感じた次第です。
卒業生諸君の未来が輝かしいものになることを心から祈りたいと思います。