2017.04.07
日光東照宮美術館は、日光東照宮の旧社務所(昭和3年建築)の建物が美術館になっているもので、まずはこの歴史的建造物自体をアートとして鑑賞することができます。
館内の作品は、中村丘陵、樫山南風、荒井寛方等の障壁画が中心ですが、横山大観の「朝陽之図」と題する大作もあり、これらを間近に鑑賞できたのは本当に素晴らしいことでした。「朝陽之図」は「Sunrise」と英訳されており、私の名前と同じなので、非常に親しみも感じました。
世界遺産になった日光東照宮は観光客でごった返していたのに、見所が多岐にわたるせいか、美術館まで足を延ばす人はさほど多くなく、ゆっくりと鑑賞して回ることができたのも幸いでした。