香川県の弁護士事情~その11(会長の修習期)

2017.05.08

s-2015-02-12 10.40.31.jpg 4月から平成29年度が始まり、今年度は滝口弁護士香川県弁護士会の会長を務めています。 

 私は、7人の司法修習生の弁護修習の指導担当を務めたのですが、滝口弁護士はその中の1人であり、また地元に残ったのが彼だけであったこともあり、滝口執行部を全面的に応援しています。

 さて、弁護士会の会長は、選挙になるならないは別として、基本的には修習期の古い順に就任していく形となります。修習期が古いということは弁護士経験も長いということを意味しますから、これはある意味当然のことともいえます。それゆえ、弁護士数の少ない小規模な弁護士会ほど、(人材がいないことから)若い修習期の会長が誕生することになります。

 ところで、滝口会長は司法修習56期です。そして、香川県弁護士会の弁護士数は175人です(平成29年4月現在)。これを四国の他県と比較してみると、愛媛弁護士会(166人)の会長は50期、徳島弁護士会(96人)の会長は51期、高知弁護士会(89人)の会長は58期となっています。ちなみに、対岸の岡山県弁護士会(397人)の会長は43期です。

 このように見てくると、香川県弁護士会は弁護士数の割に会長の修習期が若いということになります。裏を返せば、香川県では会長になりたがらない弁護士が多いということになるのでしょうか。

【対応可能地域】香川県全域(綾歌郡綾川町、綾歌郡宇多津町、観音寺市、仲多度郡琴平町、坂出市、さぬき市、善通寺市、高松市、仲多度郡多度津町、東かがわ市、丸亀市、仲多度郡まんのう町、木田郡三木町、三豊市) 岡山県、徳島県、愛媛県、高知県等の近隣地域や東京、大阪等も対応可能です。
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