2017.06.19
日弁連のライブ実務研修として「マンション管理に関する諸問題~区分所有法の概要と実務」を受講しました。
研修では、区分所有法やその周辺のマンション管理適正化法、建替え円滑化法、耐震改修促進法、被災マンション法について、全体を俯瞰したうえ、弁護士が相談を受けるに際しての留意点や訴訟を提起する場合の検討事項等について、解説がなされました。
マンションの建設はこれからも増加していくことが予想され、それに伴いマンション管理に関するトラブルも増加していくものと思われます。
平成28年3月の標準管理規約の改正により、弁護士等の外部の専門家も管理組合の理事長等の役員への就任が可能となっていることから、今後このような第三者管理の場面でも弁護士が活躍する時代がやって来るかもしれません。
写真は、玉藻公園前にあるジュリアン・オピー氏の作品「弁護士」です。