2017.07.18
札幌市で開催された日弁連交通事故相談センターの本部研修会に参加してきました。
弁護士対象の研修(分科会)は、講演①「労働能力喪失の有無が争点となる障害類型と裁判例」と講演②「自動車保険の論争点」の二つでした。
講演①は、骨盤骨変形につき69の判例、脊柱変形につき89の判例、下肢短縮につき34の判例、腓骨の偽関節につき8の判例、鎖骨変形につき33の判例、歯牙障害につき34の判例、女性の外貌醜状につき39の判例、男性の外貌醜状につき55の判例が掲載された資料が配布されるなど、大変実践的なものでした。
講演②も、一般の解説書では取り上げられていない保険の論点についての解説がなされ、大変興味深く聴くことができました。
ただ、7月の札幌が最高気温34℃にもなり、本来の夏の北海道の爽やかさを体感できなかったのは、ちょっと残念でしたが。