弁護士が書いた仕事術・論理術のノウハウ本

2017.08.04

 s-2017-07-31 18.15.48.jpg 「プロ弁護士の仕事術・論理術」(矢部正秋著、PHP文庫)という本を読みました。

 著者は、はしがきにおいて、新人弁護士について、「一流大学を出て、司法試験に合格し、一年の司法修習を経ているのに、考える基礎ができていない。」と嘆き、これまでに若い弁護士に仕事の基本的な考え方を伝えてきたものの要約が本書であると述べています。

 その構成は、第1章「事実をつかむ力」をつける、第2章「自分で考える習慣」をつける、第3章「文章で訴える力」をつける、第4章「客観的に見直す習慣」をつける、第5章「他者を深く読む力」をつける、第6章「賢い人生習慣」をつける、となっていました。弁護士の仕事は、事実関係の把握、論理構成、文章力が基本ですから、その内容はウンウンと頷けるものでした。

 私の心に響いたのは最終章の賢い人生習慣の部分で、その最後の項が「多忙と最終的に決別する」で終わっていたのは非常に印象的でした。

 弁護士的思考に興味のある方にお勧めできる一冊です。

【対応可能地域】香川県全域(綾歌郡綾川町、綾歌郡宇多津町、観音寺市、仲多度郡琴平町、坂出市、さぬき市、善通寺市、高松市、仲多度郡多度津町、東かがわ市、丸亀市、仲多度郡まんのう町、木田郡三木町、三豊市) 岡山県、徳島県、愛媛県、高知県等の近隣地域や東京、大阪等も対応可能です。
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