2018.06.08
今年は横山大観の生誕150年にあたるとのことで、記念企画としての二つの横山大観展を観てきました。
一つ目は、山種美術館の「横山大観-東京画壇の精鋭」展で、同美術館の大観コレクション全40点等が公開されていました。中でも「作右衛門の家」(大正5年)については、写真撮影が許されており、私も全景や特定の部分について何枚も写真を撮りました。デジタル撮影の場合、映像を拡大することが可能なので、細かな部分までよく観賞することができます。
もう一つは、東京国立近代美術館の「横山大観展」です。こちらは、全国各地の美術館等から92点の大観の作品が集結し、明治、大正、昭和に分けて、展示されていました。当然、上記「作右衛門の家」もありました。
足が疲れてきたころに、長椅子が用意された「夜桜」(大倉集古館)と「紅葉」(足立美術館)の展示スペースがあり、ゆっくりと堪能することができました。「生々流転」についても、下絵を含めて鑑賞できたのは感動でした。ただ、館内の大混雑にはちょっと参りましたが。