2018.12.21
今年の秋冬の上野では、上野の森美術館で「フェルメール展」、国立西洋美術館で「ルーベンス展」、東京都美術館で「ムンク展」が開催されており、地方在住の身としては、さてどれを観に行くのかという難しい選択を迫られます。
まず、フェルメールは観るとして、もう一つ観るとすれば、ルーベンスかムンクか。迷いましたが、今後の観る機会という観点から、ムンク展を選びました。
有名すぎる「叫び」や「絶望」のほか、マドンナシリーズ、接吻シリーズなど、ムンクの作品100点余を間近に鑑賞して愉しむことができました。
今回のミュージーアムショップでは、面白いクリアファイルを見つけました。A4見開き2ポケットのクリアファイルの外側にムンクの作品40点がプリントされているのです。こんな図録のようなクリアファイルは初めてで、とても気に入りました。是非、他の特別展でも採用してほしいと思うところです。
2018.12.11
丸亀の裁判所の新庁舎が完成し、執務が始まって半年が経過しました。新庁舎の正面玄関を入ると、広々としたエレベータホールがあり、ぜいたくな間取りになっているように思います。
私もこれまで何度も新庁舎の法廷で口頭弁論などをしてきましたが、一度もエレベーターに乗ったことはありません。そもそも3階建ての庁舎なので、2階や3階へ行くのは階段で十分であり、エレベーターに乗る必要を感じないのです。
高松の本庁では、省エネを意識してか、不必要と思われる電灯をすべて消して、昼間でも薄暗い庁舎内となっていますが、そんなところで節約するのなら、大きく電力を消費するエレベーターの使用について何らかの工夫があってしかるべきではないかという気がしています。もちろん、裁判所を利用する一般市民の利便性も十分考慮する必要はありますが…。