2019.03.16
東京都美術館で「奇想の系譜」展を観てきました。「奇想の系譜」(辻惟雄著、1970年)で取り上げられた岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳の6人に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の作品を厳選した特別展とされていました。
私は数年前に大人気を博した若冲展には行けなかったのですが、今回若冲の代表作を間近に観られただけでも見に行ったかいがありました。鳳凰図などにはただただ圧倒されました。
そのほかの7人ももちろん愉しめましたが、中でもこれまでなじみのなかった芦雪は結構いいなと感じました。
ミュージアムショップでは、白隠慧鶴の達磨図を買いました。慧鶴の独特の力強いタッチに惹かれたのです。