2019.05.24
鹿児島の長島美術館に行ってきました。小高い山の上にあって、眼下に鹿児島市街や桜島を一望することができ、その眺望自体が素晴らしいアート作品といえます。高松でいうと花樹海の場所に美術館があるイメージでしょうか。
展示室は7室あり、第1展示室は郷土出身の作家の絵画、第2展示室は西洋絵画となっていました。郷土出身といっても、黒田清輝、藤島武二、東郷青児などのビッグネームばかりであり、西洋絵画もルノワール、ボナール、ローランサン、藤田嗣治、シャガールなどの一流どころが並んでいるので、これはひろしま美術館に匹敵するのではとの印象でした。
ただ、第3展示室以降がガラス作品や焼物など私にとってはさほど興味があるとはいえない作品展示であったのが、ちょっと残念でした。すべての展示室を絵画にしても面白いのではないでしょうか。
なお、おみやげのポストカードには岩下三四の鹿児島市街地と桜島の絵を選びました。