2019.12.20
国立西洋美術館で「ハプスブルグ展」を、パナソニック汐留美術館で「デュフィ展」を、三菱一号館美術館で「印象派からその先へ」展を観てきました。本来であれば、3つを個別に取り上げるのでしょうが、年末が来ていますので、令和元年のものは令和元年のうちにということで、今回まとめて書いておきます。
「ハプスブルグ展」では、名だたる名画もさることながら、スタイリッシュで洗練された甲冑に魅了されました。また、去年のベラスケス展では観られなかった「マルガリータ王女」の衣装の青色には心がぶるっときました。
「デュフィ展」も、よかったのですが、絵画の数が少なく、衣装やデザインに重点が置かれていたのが、私的にはちょっと残念でした。
「印象派からその先へ」展は、印象派以降の絵画史を俯瞰する企画で、一番満足度が高かったです。吉野石膏コレクションということでしたが、まさに世界に誇れる素晴らしいコレクションといえるでしょう。
上記のうち、「デュフィ展」は終わってしまいましたが、「ハプスブルグ展」と「印象派からその先へ」展は来年の1月までやっています。オススメです。