2020.12.28
今年は、コロナ禍のため、美術館に行けない1年でした。そのような中、アートを楽しませてくれたのが、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」という番組でした。この番組は毎週欠かさず録画して、ゆっくり愉しんでいます。
この番組の中で、「絶対に日本に来ない名画」という特集がありました(おそらく美術館の特別展が相次いで中止になったことから、その穴埋めのための企画と思われます。)。
ボッティチェリの春、ヴィーナスの誕生、ダビンチのモナリザ、ミケランジェロの創世記、最後の審判、ラファエロの小椅子の聖母、ヤンファンエイクのヘントの祭壇画、デューラーの自画像、カラヴァッジョの聖マタイの召命、ルーベンスのマリードメディシスのマルセイユ上陸、レンブラントの夜警が取り上げられていました。
確かに、これらの作品が日本に来ることはないのでしょうが、香川県に住む私たちは、鳴門市の大塚国際美術館にさえ行けば、現物と同じ感動を一度に味わうことができます。高松に住んでいてよかったと思える瞬間の一つです。