2022.02.16
日弁連では、弁護士の活動状況に関する統計などを弁護士白書として発行しています。
弁護士白書2021年版から香川県に関する数字を拾ってみると、
まず、香川県弁護士会の弁護士数は190人でした。四国四県でみると、徳島が86人、高知が91人、愛媛が162人でしたから、四国のなかでは最も弁護士が多い県ということになります。法律事務所数も、香川が122、徳島が53、高知が68、愛媛が113となっていました。
次に、弁護士一人当たりの人口をみると、香川県は弁護士一人当たりの人口が5005人で全国39位と、かなり下位になっていました。ちなみに、1位は、秋田の1万2800人で、以下、岩手、青森、山形と東北地方が続きます。四国勢を見ると、徳島が8372人で13位、愛媛が8247人で14位、高知が7604人で21位でしたから、香川県は人口のわりに弁護士が多い県ということになるのではないでしょうか。
香川県は県土の面積が狭いこととも相俟って、弁護士へのアクセスが比較的容易と評価できると思います。